院内感染対策
院内感染とは
院内感染とは、歯科医院に治療に来た患者様がかかっている感染性の病気が、院内で他の患者様に移ってしまうことです。この中には、エイズ(後天性免疫不全症候群)やB型肝炎、C型肝炎などの危険な病気も含まれています。
歯科医院で、病気の人の歯の切削片、血液、唾液が大小さまざまな機械器具を介して感染症を引き起こす可能性があることは、以前から心配されていますが、 国の保険でそのコストを考えてはくれない為、 歯を削る機械(タービン)を滅菌している歯科医院は全国で約20%しかないのが現状です。
また、院内全体に殺菌力の非常に高い、次亜塩素酸水を配水しております。 こちらは稀な歯科医院設備です。
※ 次亜塩素酸水の治療 について詳しく
第二種歯科感染管理者が在籍しています
このような状況の中、医療法人社団 伸永会 ではやればやる程、コストの嵩む感染予防に万全を期す様に努力しており、また、第二種歯科感染管理者の資格を持ったスタッフも在籍しております。
実際の活動として徹底的な指示のもと、患者様の口腔内に入る器具は全て滅菌しております。 これも患者様にご不安ない治療を提供するための医療に携わる人間の良心であると考えています。 詳しくは以下をご覧ください。
完全減菌された器具を用意してお待ちしております
基本セットは一人一人個包装し、オートクレーブ(高温高圧蒸気滅菌器)で滅菌処理された状態で患者様に提供できるよう務めています。
トレー、エプロン、紙コップなどはもちろん、ディスポーサブル(使い捨て)です。
タービンも内部まで滅菌
タービンという 歯を削る器械も個別包装し、プチクレーブ(自動洗浄・滅菌装置)にて内部まで滅菌しております。 複雑なタービン内の管まで滅菌が可能です。 サックバック(逆流)する血液などを綺麗に取り除きます。
細々したパーツも徹底的に滅菌します
使用後の器具は次亜塩素酸水にて洗浄、超音波洗浄し、薬液消毒してから 一つ一つ個別包装にし、オートクレーブ滅菌器に入れて高温高圧滅菌処理をします。これによりウイルスや細菌が完全に死滅します。
薬液を併用することでタンパク汚れや血液も落とします。